アザミのいろは ろ 前半

1.構築編
(1)アザミ・クリケットの特徴 
アザミ・クリケットのデータを読み解くと以下のことが分かる。
・コンバージョンの上下ともEX2である。
 →デッキの負担にならないため、EX1を別のカードに割ける。
・コンバージョンの上下とも同名である。
 →同名を生かしたシナジーを組むことができる。
・センターAF以外どこでも配置可能。
 →構築に合わせてどこでも配置できる。
・スペックはコンバ前後共に及第点。
 →コンバ後はデッキ・ボーナスがあるためアタッカーとしても運用できる。
・能力はタップコストが必要だが、1ターン1回までである。
 →相手ターンにもいえる。相手ターン中に未行動状態にできるキャラと相性がいい。
・能力により任意のイベントをサーチできる。
 →シルバーバレットデッキのように相手に合わせて効果的な除去を選べる。
・専用イベントによる加速は2枚まで。
 →1アクションで打てる除去の上限は4コスト。
・専用イベントはゴミ箱に雪属性のみでなければ使えない。
 →メレムなどの複数属性持ちは採用不可。
 
以上をまとめると。
・デッキは純粋な雪単が好ましい。
・穴にならないように、アザミはAF配置を基本とする。
・相手ターンに未行動状態にできるキャラと組ませる。
・同名であることを利用したシナジーを組み込める。
・シルバーバレットの弾を複数用意しておく。
・コンバージョンは必須。
 
以上のことを踏まえてデッキを構築していく。
(2)投入カード選定
デッキの構築に関しては大きく4つに分類して考察する。
 
A:デッキのメインシナジー
 
アザミ・クリケット(ムシ入れ)
アザミ・クリケット(ベーコン)
メルクリアーリ
 
このデッキにおけるメインシナジー。相手ターン中のアンタップについてはメルクリアーリを採用。アザミ・クリケットの他にも様々なシナジーをもつ。基本的に、この2体がそろうだけで最速往復1ターンでイベントを起動することができる。どんな試合でもこの2体を積極的に登場させるのが、このデッキの基本スタイルとなる。
 
B:ドローソース
 
エセルドレータ
上杉うた
長谷部彩
 
デッキの顔をそろえる為にたくさんドローする必要があるため、この手のカードは必須。シュートの存在で長谷部は入らないとの声もあるが、ベルンカステルやメルクリアーリとシナジー形成するため、入れる価値は十分にある。エセルはAFでアタッカー、うた、長谷部はDFが基本。
 
C:その他
上記のメインシナジーをサポートするためのカード群。ここが個人の構築においてはもっとも差が出る部分といえる。
 
ベルンカステル
アザミ・クリケットが同名であることを最大限に活かせるキャラ。基本は中盤以降アザミを指定してセンターDFに登場する。相手の打点が0の状況下なら、アザミを常に供給してくれるため、除去されてもすぐに再配置が可能。筆談の登場で長期戦になりやすくなった環境下においては毎ターンの1点回復も重要な要素。曹操が稼ぐ打点を考えれば、どれだけデッキを稼いでくれるか想像できはず。また、アザミを指定することでEx2を安定して供給してくれる。長谷部、シュートなどでトップのカードを回収可能であるため、メルクリアーリを指定して回収する場合もあり。単純ながらいろいろ応用も効くキャラ。
 
須磨寺雪緒
雪の基本除去。ドローする時間を稼ぐため、見えてる除去は相手の展開を遅らせるために重要なファクター。アタッカー、ディフェンダーとしてのスペックも及第点であり、配置は右側のフォロー役。弱点も多い、メリットも大きい。アタックしたあと、メルクリアーリの効果で未行動常態にすることですぐに除去できる体制にできるため、メルクリアーリとのシナジーも形成している。
 
御鏡舞奈
メルクリアーリとのシナジーでロックを完成させることができる。相手をロックして時間を稼ぐことでが逆転の糸口につながることも少なくない。DFが基本だが時にはアタッカーにもなる左配置のフォロー役。
 
望月綾芽
メタカード枠。アザミ型が苦手とするテラーのマテル、時間支配をはじめ、強制言語プログラム、悟史のバット、介護、ハーモニカ、コスト軽減エリアなど各種を一度に対策することができる重要なカード。配置が広く、能力で消えるため後々起きたいキャラを展開することが可能。スペックはDFよりだがAP1があるため時にはアタッカーとして配置する場合もある。
 
新藤千尋(記憶障害)
使い勝手のいいキャラクター。SP2がほしいときやゴミ箱にEX1を送りたいとき、EX2を回収したいとき、ディスカード対策などで使用する。場に置くカードが大体決まっているこのデッキではそれまで代役として配置できるこのキャラは魅力的。
 
八城十八
キーカード回収枠。アザミとメルクリアーリのシナジーをすばやくそろえる為に使うのが主な目的。また、早めにコンバしてしまい、アザミ(ベーコン)で打ちたいイベントがデッキに眠ってる場合、そのイベントをゴミ箱に落とすときにも使える。
 
D:イベント枠
まず、今回の構築では「不幸」は入れない。理由としては、以下のことがあげられる。
①ムシ入れの儀式での事故率が上がる。
②不幸の種となる3コストキャラが少ない。
③ムシ入れの儀式でたまる最大コストが4コストであること。
④アザミの能力では3コスト以上のキャラ破棄による※使用代償で不幸が打てない。
 
では、不幸がない穴をどのように埋めるかというと、アザミで使えば不幸以上にアドを取れるイベントを使えばよい。これは以下3つの条件のうち、2つ以上を満たすことで不幸以上の効果を期待できるとする。
①2コスト以下で撃てる即効性。
②条件があっても強力であること。
③アザミ経由で撃てばカウンターされない利点を生かせるイベントを探すこと
上記のことを考慮すると以下のイベントが候補に上がる。
 
筆談
アザミ型の主力除去①。2コストということはアザミとメルクリアーリのシナジーで往復1ターンで打てるということ。打点が低いアザミ型の場合4点回復は大きいがベルンカステルを採用して長期戦に強くすればこのイベントのデメリットを薄くできる。また、ハンドから手軽に打てるため、相手のドロソを潰してハンド勝負を有利にすることができる。
 
ルーン
日単対策。川神一子、遠山翠(クラリネット)、美浜羊などが主な対象。基本的に普通の日単には勝率がいいアザミ型が負ける要素があるとするとアグレによる速さ。2コストということもありアザミとの相性も悪くない。基本的に他のイベントのコストだが、刺さるときは明確に刺さるイベント。
 
生贄
回復補助イベント。場を完成させるまでに受けたダメージをフォローするイベント。また、終盤、場の再構成をしたい場合に使用する。普通に使うとただのハンドロスだし、相手からカウンターを受ける可能性もあるが、アザミ経由で使うと安全に回復できる。回復するかどうかは使うまで相手もわからず、雪単の回復は相手の打点計算を狂わせやすいため、相手の思考を混乱させやすい。
 
ムシ入れの儀式
ムシ入れ置き場加速イベント。ただし、アザミ型を使いこなすなら手札から使うか、ゴミ箱から使うか、テクニックが求められる。基本的に、このイベントで自分のゴミ箱のEX2のキャラクター2枚を送ることが理想的。手札から使うのは主に序盤シュートやちょお人気を狙うとき、あるいはハンドで腐るEX1をはく時。ゴミ箱から使う場合は余剰の逮捕やEX1のメタ外イベント(宙単戦の魔法攻撃など)をEX2に変換するときに使う。ただの潤滑油に見えるが、相手にとってはアザミが除去を撃ってくるタイミングを早めてくるため、計算が狂いやすく、見た目よりも凶悪なイベント。
逮捕
アザミ型の主力除去②。筆談と違い破棄ではないのでハンドバック系ペナルティ持ちのペナルティを発動させず、また、ハーモニカ対象キャラをドローさせずに消すことができる。4コストと重いが、汎用性があり、ムシ入れの儀式による最大EX4(2×2)の範囲内であるため許容範囲、筆談と比べて1テンポ遅くなるもののアザミからも1往復半で打つことが可能。
 
ちょお人気
アザミと組み合わせると大幅に強化されるイベント①。キャラクターの登場失敗やバトル中断などが主な用途。アザミ経由で打てば移動系基本能力やメタイベントで対応される心配なく打てるため、序盤に刺さればテンポアドが非常に大きい。また、対象が列なので対象に取れないキャラでも移動させることができる。終盤はアザミ(ベーコン)がいる状況下でゴミ箱にある
と大きな抑止力として相手の展開を制限することができる。アザミと組み合わせることで非常に強力なシナジーを生み出すアザミ型で使うべきイベントの筆頭。
 
魔法攻撃
アザミと組み合わせると大幅に強化されるイベント②。複数除去。基本的には日や花のDP1をまとめて除去する時に使う。アザミ経由で使うとハンドを全て除去に使えるためDP2を2体以上除去することも可能。また、対象にとっていない除去であるため、時間支配の影響下や樋口璃々子など対象にとれないキャラ状態でも除去することが可能。終盤、DP1を大量に展開させないようにする抑止力の意味ももつ。
 
信頼関係
こちらは単体で強力なイベント。基本的に対象の関係上、打つだけで1ハンド得する。使用条件に雪属性のキャラクターの数を多目い要求されるが、対応されないため相手のピッチスペルを警戒しないですむのが大きい。環境的に3コストキャラが入っていないデッキは少ないため、1試合のうち1回は刺さる場面が出てくる。アザミ型とのシナジーはゴミ箱にある抑止力。相手の3コストを出させないとは相手のEX1の処理先を制限していることになる。相手の展開が遅れればこちらの思う壺。低コストのため、アザミとの相性も悪くない。
 
シュート
アザミと組み合わせると大幅に強化されるイベント③。強力なドローイベント。取り合いを警戒せずハンドを4枚増やせる。また、アザミで使用すればデッキから除外できるため、ムシ入れの儀式の事故も減らせる。他の雪がらみと違い、デッキに1枚だけでいいので、余計なEX1を積まずに済み、エセルをおいてからシュートを打つなど、好きなタイミングで打つことができるため、展開を調整できる。アザミ+メルorムシ入れの儀式で即使用可能。
 
有害図書
低コストキャラ限定除去。棗鈴などのハンドバック系ペナルィを発動させずに除去することができる。筆談の登場で必要とする場面は減ってしまったが、相手のゴミ箱に影響されずに打てる点は評価できる。ただし、自ターン限定の処理であるため、アザミ型と100%相性がいい訳ではない。(補足:アザミのメリットは相手ターンにも除去を打てる点にあるため)
 
辱め
常時効果発動キャラを除外するイベント。3コストのため、ハンドやムシ入れ置き場で腐るEX1をはいて打つことも可能。川神百代など逮捕などでは対処できないクラスのキャラを除外するときに使う。他、曹操や朱鷺戸沙耶(闇の執行部)など対象にできるキャラは多目。
 
監禁
花の低コストキャラ除去。花のシステムキャラや複数属性もちのキャラを焼くことができる。1コストで打てるため、事故防止もできる。ただし、メタがピンポイントなので、相手によってはムシ入れの儀式のコストにしてしまう。
 
タックル
3コストながら複数のキャラをコントロールすることができるイベント。基本的には相手キャラのアタック宣言対応やバトル中で使用し、相手DFを寝かした状態にしつつ、相手の場を崩すイベント。コストのわりにハンドアドは取りにくいがテンポアドは取りやすい。優秀なアタッカーを積み込んだタイプのアザミ型であれば終盤に生きてくることもあるだろう。また、キャラによってはバウンスしたほうがいい場合もあるため、状況によっては逮捕以上の働きをするイベントである。
 
紙飛行機
終盤の追い討ち3点。相手のデッキが残り3枚の場合、アザミから打つことで攪乱プログラムのように使うことができる。また、地味に1点回復が強い。
 
退治
おもにミラーの長谷部彩や鈴緒を除去するときに使う。どちらもほっとくと2,3枚のアドへ化けるため、早めに除去しておくべき。他にも足利超神など一部のキャラクターに刺さる。
 
電圧アップ
コンバージョンを対策できるイベント。3コストであり、シュートと相性がよくないなど、アザミとの相性が完全とは言いがたいが、最終進化が絡むようなコンバージョンデッキにとっては脅威となる。
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